2008年07月15日
パライバトルマリンのペンダント
2008年07月06日
魅惑のエレクトリックブルー、パライバトルマリン
モザンビーク産、パライバトルマリン(加熱処理)のリングです。
(税込)¥840,000
殆どインクルージョンのない澄み切った綺麗な石です。
Pt枠に色、カット、の良いクリアーなメレダイヤを取巻きに、ライトブルーダイヤ(放射線処理)をアクセントに使いました。
2008年05月03日
エレクトリックブルーの輝き、パライバ・トルマリンリング
今年の年賀状の写真に使ったパライバトルマリンのリングです。
先日めでたくお嫁入りとなりました。
このパライバトルマリン(1.45ct)について少し説明いたします。
産地はアフリカ、モザンビークです。
パライバという名は元々発見されたブラジルのパライバ州から取られたものですが、2006年5月1日より日本の宝石鑑別団体協議会(A.G.L)では、トルマリンの化学組成を調べて、銅(Cu)とマンガン(Mn)を含んだエルバイトトルマリンで色相がカラーブックの2.5G(帯黄緑色)~5PB(紫青色)、明度と彩度が中程度であるトルマリンは産地に関係なく全てパライバ・トルマリンと呼ぶ事に決定されました。現在では各国がこの流れに沿ってきています。
処理は加熱処理です。 殆どのパライバ・トルマリンは加熱処理が施されています。
しかし、ブラジル産の一部ではナチュラルで綺麗なブルーの石もあるようですが、希少性が高く、破格の金額になります。
また、私の見解では、ブラジル産の石はブルーの蛍光は強いが、総じてインクルージョンが多く、クリアーな石が少ない。
モザンビーク産の利点はインクルージョンが殆どない点が上げられる。宝石にとって重要な事はいかにインクルージョンが少なくてクリーンであるかと言う事ではないかと思います。
モザンビーク産のパライバトルマリンは大結晶でもインクルージョンが目に入らないほど透明度が高い。
また、輝きが大変強く、美しい石が多く、カラーレンジも幅広い。
宝石という定義として、硬度が高く、美しく、経年変化がない。と言う事が言われますが、ブラジル産で、大変ブルーの蛍光は強いが、インクルージョンがかなり多い為、透明度が低く、美しさに欠けるのでは・・・と思われる物でも、ブラジル産はかなりの高値。もし私がお客様にお奨めするなら、やはり、モザンビーク産の透明感が高く、出来るだけブルーの濃い物を奨めます。
それでもブラジル産の1/3程度の金額でお買い求めいただけるのではないかと思います。
しかし、それも昨年末位からモザンビーク産のパライバもかなりの高騰が続いているようです。バンコクに行っているバイヤーに聞いたところ、ブラジル人がモザンビーク産パライバを買い占めているとか・・・?
ひょっとして産地偽装で、ブラジル産で出回るのではないか?と気になりました。
左:美しい大粒のモザンビーク産パライバトルマリン。
右:モザンビーク産ならではの快挙。 パライバトルマリン ネックレス、イヤリングセット
2008年04月14日
ペアーシェイプのパライバトルマリンペンダント
モザンビーク産パライバトルマリンのペンダントです。
モザンビーク産の特徴で、内包物が少なく、すっきりしています。
色目はブラジルさんに比較するとやや薄めですが、照りは抜群です。問題ない石です。
プラチナで枠を作り、正統的なスタイルのペンダントができました。
2007年12月27日
パライバトルマリンのペアーシェイプリング
ペアーシェイプカットのアフリカモザンビーク産パライバトルマリン0.552ctのリングです。
プラチナ メレダイヤモンド付 税込¥378,000
ややライムグリーン系のパライバですが、この色目も好きな方にはたまらない魅力のようです。
依然として人気の高いパライバトルマリンですが、ブラジル産、アフリカ産共に価格が高騰しており、来年以降が心配です。商売になるのかな~??
立体的なリングデザインで、流れのあるメレダイヤの配置がスタイリッシュです。
全国宝石学協会 鑑別書
2007年12月06日
魅惑のネオンカラー。パライバトルマリンリング
完成したばかりのパライバトルマリンリング(モザンビーク産)です。
Pt900 パライバ・トルマリン1.45ct ダイヤ・ライトブルーダイヤ0.58ct
¥840,000
トルマリンほど多くの色を持つ宝石グループはない、と言われていますがそのトルマリン族の中で色の美しさとユニークさ、そして人気が際立っている宝石がパライバトルマリンです。
発見地ブラジルパライバ州という地名が宝石名に冠せられている数少ない宝石のひとつパライバ・トルマリンは何と言ってもその鮮やかな「ネオン・ブルー」が最大の特徴です。
ブルー系の宝石と言うのはともかく種類が多く、互いに混同され易い中でこのパライバのブルーを間違える人はまずいません。
ユニークな「ネオンブルー」の色起源は、この宝石が特徴的に含有する「銅」のせいです。
パライバ・トルマリンはまだ発見されてから20年ほどの新しい宝石ですが、その美しいネオンブルーにあっという間に人々の人気が集まり、本家ブラジルの鉱山は殆ど枯渇状態だと言います。
ここ数年はアフリカ・モザンビーク産のネオントルマリンも、銅分が含有し蛍光発色していれば「パライバ・トルマリン」という呼称を使えるようになり、鑑別機関でもパライバ・トルマリンと表示されるようになりました。
モザンビーク産パライバ・トルマリンの特徴は、大粒の石が採れる、やや青みが少ない、インクルージョン(内包物)が少ない石が採れる、などです。
ブラジル産の石は青みが強いのが特徴ですが、内包物が多く、やや濁った印象です。
しかも採掘量が極端に少なく良質な物はとても高価です。
宝石の美しさとは、やはり透明度も欠かせない基準ですので、私どもの店では、あまり内包物の多いブラジル産パライバ・トルマリンは扱いません。
モザンビーク産で透明度が高く、美しいカラーと蛍光性があれば出来るだけお勧めしたいと常々考えています。
価格的にもブラジル産よりは大変にお値打ちだと思います。
今回作ったこのリングも、やや青みは少ないですが、飾ったケースの中では抜群に注目されております。
当店にいつもパライバ・トルマリンを持ってきてくれるバンコクのバイヤー、上田氏の情報では、もうアフリカ産も価格の上昇が激しすぎて仕入が出来ないそうです。
パライバ・トルマリンは世界的に見ても人気、需要が物凄く多いのに採掘が追いついていない為、それもやむを得ないのかもしれません。
私の店でもいつまで扱える事ができるのか、ナチュラルのミャンマー産ルビーと共にとても心配です。
より大きな画像でお楽しみ下さい。
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2007年06月19日
魅惑の宝石 パライバトルマリン
最近入荷した、モザンビーク産、パライバトルマリンのルースです。
パライバとは元来ブラジルのパライバ州で産出された蛍光性のあるブルーに輝くトルマリンです。
パライバトルマリンのその類稀な美しさに魅了された方も多いと思います。蛍光みを帯びた眩しい程のネオンブルー。様々なカラーが見られるトルマリンですが、パライバトルマリンは大量の銅を含んでいるため、ほかにはない特別なブルー ~グリーンをしています。
しかし、残念ながらこの宝石が採れる唯一の鉱山(ブラジルのパライバ州)からは、 現在産出されておりません。故に、世界中のジュエラーが最も手に入れたい宝石の1つとして、捜し求めている幻の宝石です。
近年、パライバ鉱山の周辺でパライバトルマリンに近い色の宝石が発見され、採掘されています。しかし、このトルマリンは美しいブルー色を持つものも見られますが、特有の蛍光色がなく、パライバトルマリンの持つ銅成分などが、含まれないため、「パライバ トルマリン」という鑑別結果が得られません。宝石としての評価も数段劣るものです。
そして、近年注目を集めているのがアフリカ、モザンビーク産のパライバトルマリンです。
ブラジルのパライバは本格的な採掘は行われておらず、基本的に還流品のみというのが現状です。
モザンビーク産のパライバは銅分はブラジル産に劣る為か、やや色が薄い印象がありますが、内包物が極端に少なく、クリアーで透き通っています。照りも素晴らしいと思います。
この写真の石は3.90ct 石の厚味も申し分なく、素晴らしいネオンブルーを発しています。
価格は¥2,100,000 ブラジル産に比べれば1/2以下だと思います。
しかしモザンビーク産も前途は明るいわけではないようです。
元々需要に供給が全く追いついていない為、モザンビーク産をブラジルはじめ各国バイヤーが買占めに入って価格はどんどん上がってしまいます。
現地バイヤーの話ですと、モザンビークの主要鉱山は既に掘りつくし、2番目の鉱山を掘ってみたがあまり良い石が取れない為、また元の鉱山を掘り返して探しているとか・・・
目の覚めるような色だと、お客様は言われます。
5m離れたところにいても、その蛍光色のブルーははっきりとその指に確認できます。
自然な状態で蛍光しているなんて他の石にはあるのでしょうか・・・?
蛍光性の強いダイヤは時々見かけますが・・・これほどはっきりと綺麗に見える石はパライバを置いて他には見当たりません。
蛍光色という色は無条件に人の心に響いてゆくようです。
2007年06月10日
ナチュラルルビーとパライバトルマリン
バンコクに行っていた宝石バイヤー、タフトレーディングの上田君が久しぶりに来店。
また、たくさんのルビーとモザンビーク産を持ってきた。
ひとつひとつチェック。最近はバンコクから一足伸ばして、バスで3時間ほどかけてチャンタブリのフリーマーケットまで行くそうだ。
しかし、ほとんどナチュラルのルビーは買えないようだ・・・・。品質が悪いとの事。
モザンビーク産のクリアーで照りのあるパライバトルマリンも最近では一つの鉱山をほとんど掘り尽くし、新たな鉱山を探しているようだ・・
人気のある石には需要が殺到して、供給が追いつかない。
ミャンマールビー、パライバトルマリン、など、蛍光性が強い石は人間の持つ本能をくすぐってやまないものらしい。
後日また紹介します。
2007年01月25日
凄すぎる!パライバトリマリン
モザンビーク産パライバトリマリンのネックレス用ルース、卸でも約1000万円。
色、形、サイズ・・・ネックレス用にこれだけの数をよくも揃えたものだと思います。
凄すぎて言葉がでない・・もはや奇跡。
しかも2セットあるし・・!!
2007年01月10日
パライバトルマリンのオリジナルペンダント
今、色石の中では一番人気のある?「パライバ・トルマリン」ペンダント完成しました。
K18WG パライバ 0.43ct
ダイヤ、カラーダイヤ0.09ct
金額 ¥237,300
モザンビーク産ですが、インクルージョンが少なく、独特のネオンブルーが綺麗です。
2006年11月30日
凄い!7ctのパライバ
取引先の上田君のところに立ち寄る。
彼は半田山出身で、浜名高校卒。
今は1ヶ月のうち、半分以上はバンコクにいて、自身立ち上げた現地法人で
色石のバイヤーとして買い付けに忙しい。
そこで見せてもらったすごい色石のストック・・・・
パライバトルマリン、7ctと3、5ct
ミャンマー、ナンヤー鉱山非加熱ルビー 1、95ct
一体全部でいくらになるの? (¥_¥)
彼は半田山出身で、浜名高校卒。
今は1ヶ月のうち、半分以上はバンコクにいて、自身立ち上げた現地法人で
色石のバイヤーとして買い付けに忙しい。
そこで見せてもらったすごい色石のストック・・・・
パライバトルマリン、7ctと3、5ct
ミャンマー、ナンヤー鉱山非加熱ルビー 1、95ct
一体全部でいくらになるの? (¥_¥)