マベパール帯留め加工
同業者で先輩のTさんからお預りしたマベパール。核が二つ入ったツインパールです。
これを瓢箪に見立てて帯留めを依頼されています。
向かって左半分を赤銅で、右半分をシルバーで作ります。台座は18金です。
赤銅は、古来日本の伝統工芸品の刀の鍔や目抜き等に使われてきた金属で、煮上げによって烏の濡れ羽色といった艶のある黒色に変わります。
しかし、金属を板から叩き出しながら整形する為に非常に時間が掛かってしまいます。
なかなか普段作る事のない金属ですので、これからの研究が必要です。
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