希少な血赤珊瑚にPique

まこちゃ

2008年11月03日 03:03


6月の珊瑚展で仕入れた、希少価値の高い血赤珊瑚、縦30mm×横22mmのペアーシェイプ型リング。

そこへ塩島敏彦先生に無理をお願いして、特殊象嵌「Pique」を入れてもらいました。


Piqueの素材の中でも最も難しいと言われる珊瑚の素材。

しかも最高に希少価値の高い深海血赤珊瑚。

世界中で土佐沖から小笠原沖までの深海にわずかしか生息しない、絶滅の危機に瀕した珊瑚です。

日本で採れる様になったのは明治以降の事、たまたま底引き網の漁船に引き上げられた事から始まったのです。

水深200m以上の深海にわずかに生息し、採取には潜水艦が使われています。

血赤珊瑚は、他の珊瑚に比べ成育が3倍以上の時間がかかります。 1cm成長するのに、50年かかるといわれています。

大きな原木になると、8千年も生育に掛かった物もあります。つまり、一度取ってしまうと同じものは8千年見ることが出来ないのです。



そこに、特殊象嵌Piqueの世界第一人者、塩島敏彦先生の技術でPiqueを入れてもらいました。

ある意味、これ以上の贅沢はちょっと出来ないかもしれません。

大胆な事するな~・・・と思われるかもしれません。

しかし、素材の希少性と、デザイン、最高の技術の融合された、美しさがあると私は思っています。



ちなみに価格は(税込)¥1,176,000 です。

関連記事