10/23・24両日の塩島敏彦作品展にたくさんのお客様のご来場を頂きまして誠にありがとうございました。
気候もよく、芸術的な塩島作品を見ていただくには絶好の二日間でした。
新作アイボリーカービング まるで息をしているかのような造形力ときめの細かい象牙の色艶、今にも動き出しそうです。
赤道直下のアフリカ象(ハード材と言います。)の先端の中心のみしか使えないといいます。
そこはきめが細かく、良く皆さん想像するような象牙の縞模様や黄色化はありません。
100年経ってもこのままの色が変わらないといいます。
(一般に黄色くなるのはもともと黄色い材料を過酸化水素で脱色している為だといいます。)
実際に見ていただくと、本当にため息の出るような美しさです。
特殊象嵌、「Pique」です。アンティークにあるような鼈甲のものから、塩島先生しか作ることの出来ない白蝶貝、黒蝶貝のPique。
薔薇の花が花びら一枚一枚象嵌されています。境目はなんと髪の毛1本ほどしかないのです。
どうしたら、こんなに細かく彫る事ができるのか不思議で仕方ありません。
精度はなんと100分の2ミリだそうです。その感覚が摘めないとこの象嵌はできません。
先生の会社、東峰で20年のうちに数百人の職人がきましたが、結局Piqueのできる方は6人しかいなかったそうです。
みなさん食い入るように真剣に先生のお話に聞き入って下さいます。
中には涙を流して感動していただいた方もありました!
お客様サービスとして催事中に実施するハンドエステ、プチネイルアートです。
今年で3年連続でお世話になっている、ネイル工房プレジャーの岡本先生は素晴らしいお人柄でお客様をリラックスさせて下さいます。毎年本当にお客様から感謝の声が聞かれます。
自然から元気のりっちゃんも気持ち良さそう!
初めて浜松にいらっしゃった、塩島先生の奥様、ご夫婦でご来場ありがとうございました。
また、今回、岡本先生と奥様は新たにブログを立ち上げられました。
みなさん、是非応援してあげて下さいね。