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2007年12月06日

魅惑のネオンカラー。パライバトルマリンリング

魅惑のネオンカラー。パライバトルマリンリング


完成したばかりのパライバトルマリンリング(モザンビーク産)です。

Pt900 パライバ・トルマリン1.45ct ダイヤ・ライトブルーダイヤ0.58ct

                               ¥840,000


トルマリンほど多くの色を持つ宝石グループはない、と言われていますがそのトルマリン族の中で色の美しさとユニークさ、そして人気が際立っている宝石がパライバトルマリンです。

発見地ブラジルパライバ州という地名が宝石名に冠せられている数少ない宝石のひとつパライバ・トルマリンは何と言ってもその鮮やかな「ネオン・ブルー」が最大の特徴です。

ブルー系の宝石と言うのはともかく種類が多く、互いに混同され易い中でこのパライバのブルーを間違える人はまずいません。

ユニークな「ネオンブルー」の色起源は、この宝石が特徴的に含有する「銅」のせいです。

魅惑のネオンカラー。パライバトルマリンリング

パライバ・トルマリンはまだ発見されてから20年ほどの新しい宝石ですが、その美しいネオンブルーにあっという間に人々の人気が集まり、本家ブラジルの鉱山は殆ど枯渇状態だと言います。

ここ数年はアフリカ・モザンビーク産のネオントルマリンも、銅分が含有し蛍光発色していれば「パライバ・トルマリン」という呼称を使えるようになり、鑑別機関でもパライバ・トルマリンと表示されるようになりました。

モザンビーク産パライバ・トルマリンの特徴は、大粒の石が採れる、やや青みが少ない、インクルージョン(内包物)が少ない石が採れる、などです。

ブラジル産の石は青みが強いのが特徴ですが、内包物が多く、やや濁った印象です。
しかも採掘量が極端に少なく良質な物はとても高価です。

宝石の美しさとは、やはり透明度も欠かせない基準ですので、私どもの店では、あまり内包物の多いブラジル産パライバ・トルマリンは扱いません。

モザンビーク産で透明度が高く、美しいカラーと蛍光性があれば出来るだけお勧めしたいと常々考えています。

価格的にもブラジル産よりは大変にお値打ちだと思います。
今回作ったこのリングも、やや青みは少ないですが、飾ったケースの中では抜群に注目されております。

当店にいつもパライバ・トルマリンを持ってきてくれるバンコクのバイヤー、上田氏の情報では、もうアフリカ産も価格の上昇が激しすぎて仕入が出来ないそうです。
パライバ・トルマリンは世界的に見ても人気、需要が物凄く多いのに採掘が追いついていない為、それもやむを得ないのかもしれません。

私の店でもいつまで扱える事ができるのか、ナチュラルのミャンマー産ルビーと共にとても心配です。



より大きな画像でお楽しみ下さい。
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