ブログ引っ越ししました。⇒だにだらもんでⅡ

2007年01月09日

ダイヤモンドリングのリフォーム

ダイヤモンドリングのリフォーム
当店は商品を陳列展示する店舗と奥に工房を併設する、ヨーロッパでは良く見られるスタイルのお店です。

ダイヤモンドリングのリフォーム工房内は、お店からも作業を見ることができるようにしてあります。

当然のように、修理や、お買上げ製品のメンテナンスサービス、お客様持ち込み品のリフォームのご相談などなど、毎日てんやわんやで過ごしております。

ジュエリーに関するどんなご相談も承りますので、ご遠慮なく、TELでもメールでも、ご来店でも構いませんので、お気軽にご相談下さい。

ところで・・・昨日1/8はなぜかマリッジリングの修理、サイズ直しが1日で3組もありました。

これもちょっと珍しいですが、出産を間近に控えられた方、もうすぐ挙式の方、ケガをされて大変だった方といろいろでしたが、みなさん仲良くお元気でお過ごしのようでした。

ダイヤモンドリングのリフォーム
写真は立爪のダイヤモンドリングのリフォーム例です。

一番多いのが引っかかりのある立爪を何とかはめやすくして欲しいというお話。

20年ほど前は、婚約、結納式には立爪リングを持っていくのが当たり前と言う時代がありました。

本当によくお見かけするのですが、20年以上経っているのに数回しか着けてなく、殆ど新品同様!
って物も良くあります。聞くと・・・「引っかかって着ける気がしない。」「デザインが古臭い感じがする。」

殆どの方がこの答えなのです。

写真のお客様も爪がなく、枠のレールで石留めされて、使いやすくデザインしてリフォームされました。模様は、当店オリジナルの和紙のテクスチャーです。つや消しされた和紙の模様に、ダイヤの輝きが増して見えます。

これで傷もあまり目立たなくなります。普段使いにも大丈夫です。大変喜んでいただきました。

ダイヤモンドリングのリフォーム
こちらもダイヤモンド立爪リングと結婚指輪の甲丸リングの彫り直し例です。

ご夫婦でご相談にみえました。
立爪リングは当店の人気のデザイン「Triade」(三和音という意味です。)を選んでいただきました。

東京都伝統工芸士、和彫りのベテラン「清水洪政先生」の唐草彫りが格調を、パヴェ風の(敷き詰めるという意味)メレダイヤが豪華さを醸し、シンプルな石留めがダイヤの持つ輝きを損なうところなく引き出しています。

特にご主人様が、サンプルのリングを見て、すぐに気に入って頂き決定。

結婚指輪は、20年以上の使用で、かなり傷がありましたが、形はそのままに、
磨き直しと艶消しを施し、やはり清水洪政先生に同じテイストで唐草を彫っていただきました。アクセントにブルーダイヤを3pcsづつ入れてあります。

そんなにお金をかけずとも見た目は新品同様になり、こちらも大満足でお帰りになられて・・・良かったです。

私の注意している事

① お客様のイメージしているデザインにできるだけ近づける。

② そのジュエリー(宝石)の持つ良さをできる限り生かす。

③ 着用しやすいデザインのご提案。

④ むやみにお金を掛けなくても喜んでいただけるような工夫。

⑤ 後のメンテナンスも考慮する。


以上です。


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この記事へのコメント
お客様をおもてなしする気まんまんです

ネ・・・!

今日のリフォームのカーネリアン・ペンダント

もお客様に満足していただけたようで私も満

足です。
Posted by at 2007年01月09日 02:15
>みよしさま

本当だね!苦労して作った甲斐がありました。

昨日、不思議がっていたけど、お客様の好みはちゃんと分かっていました。

金額だけが心配だったけど、全て気に入ってもらえて良かったです。
Posted by まこちゃ at 2007年01月09日 02:22
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