2007年03月20日
よき仲間と学び語らう・・
3月13日・14日と2日間の日程で東京上野御徒町で開催された、「JBS宝石品質判定資格コース」
ルビー編に引き続き、サファイヤ編がありました。
豊富なサンプルストーンを2日間顕微鏡で見続けたわけです。
宝石といっても本当に多種多様で、天然石、合成石、天然でも処理した石、そのグレードなどをプロとして確実に見分ける目を養うのが目的です。
また、金額も判定できなければなりません。
まず、石を見るときは知覚を使って見る「鑑別の目」で
①宝石種、②原産地、③処理の有無、を判定します。
サンプルとの比較を頭で整理しながら冷静に判定します。
石が天然石であるならば、感性を働かせ「審美の目」で
④美しさ、⑤濃淡、⑥欠点、⑦サイズ、を審査します。
美しさなどは人によって感性、感覚の違いがあるので完全に一致しないのですがやっていくうちに誰もがある程度は平均化するようです。
この半年間は「プレリミナリーコース」と言って、畠校長に言わせると「解った気になっているだけの状態」なんだそうです。
このコースが終わって「ディプロマ」コースへ進みます。
より実践的に、たくさんのサンプル、判定をこなすようです。そして1年~2年掛けて全てを受講し、試験に合格して初めて資格者になれ、NHK文化センターの宝石の見分け方講座の講師の道が開けます。
それぞれのお店で自分が講師になってNHK文化センターの講座を開催できるのです。
OHCでいつもお世話になる、長野の鶴木さん、平塚の堤さんは昨年資格を取った先輩達。
早く追いつけるように精進努力しなければ・・・
JBS副校長 奥田 薫先生、2日間ありがとうございました。
来月のエメラルド編も頑張ります。
Posted by まこちゃ at 00:37│Comments(0)
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