2007年06月21日
JBS、講習会終了。
2月から始まった「JBS宝石鑑定士資格コース」
前半のプレリミナリーコースが終了いたしました。
20年以上この仕事に携わってはいるものの、本格的に「宝石」の勉強をしたのは初めてでした。
この10年ほどはデザインと製作の修練に明け暮れて、宝石は今までの経験と問屋さん、バイヤーさんから聞く現地の話や石の見極め方が全てでした。
そんな折、同業のOHCメンバーである、松本の鶴木先輩、平塚の堤先輩がJBSの全資格を取られてNHK文化センターの講師資格も取得したとのお話、勉強してからルビーを始め色石を自信を持ってお客様に提供できるようになった、色石が売れるようになったと聞きました。
私も5年ほど前から、浜松出身で東京←→バンコクに事務所を構え、ルビーを中心にバイヤーをやっているU君とのお付き合いからルビーに興味を持ち仕入しておりました。
しかし2年ほど前の事、ナチュラルと聞いてバンコクの鑑別書付きで仕入れたルビーが加熱処理をしてあったものだったのです。
それを彼も、自分の目でもわからなかった。ちょっとショックでした。
これではお客様に自信を持っておすすめする事は出来ないと感じてしまいました。
この東京コースはまさに自分に必要なカリキュラムが組まれております。
宝石種、原産地、処理の有無、を寛鑑別し、美しさ、濃淡、欠点、サイズを審美し、
出現率と需要から金額を割り出すというもの。
8月の試験までによく復習して実習、試験に臨みたいと思います。
それが終わったら後半はディプロマコース。
より深く宝石のことを掘り下げた勉強が始まるようです。
まだまだ、先は長い。来年の春以降まで授業、研修が続きます。
また9月にはバンコクに渡り、チャンタブリーの宝石マーケットで現地仕入、鉱山見学などに行く予定です。
一緒に勉強させていただいた、あやさん。
私の持っていない完成の持ち主。
原石やレアストーンを手に入れてジュエリーに仕立ててしまいます。すごい発想です。
私にはとてもまね出来ません。
ありがとうございました。
Posted by まこちゃ at 13:18│Comments(0)
│JBS関係